SimpleXMLElement::__construct

(PHP 5, PHP 7, PHP 8)

SimpleXMLElement::__construct 新しい SimpleXMLElement オブジェクトを作成する

説明

public SimpleXMLElement::__construct(
    string $data,
    int $options = 0,
    bool $dataIsURL = false,
    string $namespaceOrPrefix = "",
    bool $isPrefix = false
)

新しい SimpleXMLElement オブジェクトを作成します。

パラメータ

data

整形式 XML 文字列。 もし dataIsURLtrue の場合には、XML ドキュメントへのパスあるいは URL。

options

オプションで、XML文書を読み込む場合に影響する 追加の Libxml パラメータを指定するために使います。 XML文書を出力する場合に影響するオプション(例: LIBXML_NOEMPTYTAG) は静かに無視されます。

注意:

深くネストされた XML や巨大なテキストノードを処理する際には LIBXML_PARSEHUGE を指定することになるでしょう。

dataIsURL

デフォルトでは dataIsURLfalse です。 data が、文字列データではなく XML ドキュメントへのパスあるいは URL である場合に true を使用します。

namespaceOrPrefix

名前空間プレフィックスあるいは URI。

isPrefix

namespaceOrPrefix がプレフィックスの場合は true、 URI の場合は false。デフォルトは false

戻り値

data を表す SimpleXMLElement オブジェクトを返します。

エラー / 例外

XML データ内でエラーが見つかるたびに E_WARNING エラーメッセージが発生します。さらに、XML データのパースに失敗した場合は例外をスローします。

ヒント

libxml_use_internal_errors() ですべての XML エラーを抑制し、 後から libxml_get_errors() で取得することもできます。

注意:

この例では example.php をインクルードしていますが、これは 基本的な使用法 の最初のサンプルにある XML 文字列を参照しています。

例1 SimpleXMLElement オブジェクトの作成

<?php

include 'example.php';

$sxe = new SimpleXMLElement($xmlstr);
echo 
$sxe->movie[0]->title;

?>

上の例の出力は以下となります。

PHP: Behind the Parser

例2 URL からの SimpleXMLElement オブジェクトの作成

<?php

$sxe 
= new SimpleXMLElement('http://example.org/document.xml'NULLTRUE);
echo 
$sxe->asXML();

?>

参考